
リスクマネジメントがしやすい投資とは?
株、FX、金や先物取引、投資信託など、投資にはさまざまな種類があります。最近では、ビットコインが話題になっていますね。
一方で金融機関や年金基金など、資産運用のために投資を行う会社や団体が世界にはたくさんありますが、いずれも投資の重要な選択肢として不動産投資を行っていると聞きます。
なぜそういった投資のプロが、数ある投資の中で不動産投資を選ぶのでしょうか? シノケンのお客様にも、外資系金融機関や大手銀行にお勤めの方が大勢いらっしゃり、リピートでのご購入やお客様のご紹介を良く頂いておりますが、そういった専門家に、なぜ不動産投資を、また当社のアパート経営をお選び頂いたのか、お伺いいたしました。
「一番の理由は、リスクマネジメントしやすい投資だから」
多くのお客様が、そう答えられます。
プロであるからこそ、「相場に左右されるリスク」や「自らリスクへの対処ができないこと」へのもどかしさを感じられるようです。金融商品の場合は一夜にして資産価値が大幅に下落し、時にはゼロになることもあり得ます。昨今のビットコインのニュースをご覧になった方は、よくわかるのではないでしょうか?
投資である以上、リスクがあるのはある意味では当然だとも言えます。しかし不動産投資の場合、きちんと会社や商品を選べば、リスクをコントロールできます。
では具体的に、不動産投資・アパート経営を行う場合、どのリスクをコントロールしていくべきでしょうか? 大きくは3つあります。
1.「入居者リスク」
家賃滞納や入居者間のトラブルにより、思ったように家賃が入らずトラブルに巻き込まれる…など。
2.「土地・建物リスク」
立地条件の選択を誤り、そもそも入居ニーズが無い。または偏ったニーズで物件を建ててしまい、入居が決まらない。建物に隠れた欠陥があるが、入居中のため確認できず、退去後に発覚…など。
3.「修繕費リスク」
エレベーターや給湯器、エアコンなどといった入居者の生活に必須の設備が壊れてしまい、すぐに修理しなければならず、数十万単位の出費…など。
最も重要なのは2の「土地・建物リスク」です。マーケットニーズをとらえて、物件を選ばないと失敗する可能性は高まります。買う時に決まってしまうともいえるので、イニシャルリスクともいえそうです。
中古物件などだと利回りでしか判断できないこともあって、そういう意味ではおすすめできません。利回りは、いくらでも調整ができてしまうからです。例えば、利回りを高く見せるために、売り主が好条件で一気に入居者を入れて満室にしてしまうなどです。
そして、実際に運用が始まってからのリスクが1の「入居者リスク」や3の「修繕費リスク」といったランニングリスクが発生していきます。
不動産投資のいいところは、こうしたリスクをオーナー側がコントロールできる点にあります。コントロールするためには、もちろん十分な情報収集と分析、そしてパートナー会社を選ぶ必要はありますが、株やビットコインのように対外的な要素で大暴落といったことはあまりありません。ある程度見込みを立てて運用ができるのです。