持っている人はますます手にする「不動産投資」の魅力

2017.12.26

 アパート経営やマンション投資など不動産投資をしている人の中で、成功している人の多くが2棟目、そして複数部屋を所有していきます。

 アパグループの代表である元谷外志雄氏は、雑誌のインタビューで「1軒の家を2軒に増やすのは最初の1軒を持つより楽だし、10軒の家を持っている人がもう1軒増やすのはもっと楽にできます」と話しています。

 これは、投資リスクがそれだけ下がるということで、持っている人はますます持つようになり、持てない人はいつまでも持てないということになります。アパグループの社員は、3軒、4軒とマンションを持っている社員が多くいるそうです。

アパート経営も2棟目から選びやすくなる

 シノケンでアパートを2棟所有しているというオーナーは、1棟目は駅や大型のショッピングモールが近い場所を選び、社会人をターゲットにし、2棟目は大学のそばに建てたと話します

「1棟目だけのときより2棟目を持った後は利回りが良くなったのと同じように、3棟目を持てばキャッシュ・フローはさらによくなる」と話しています。

 すでにアパート経営をしていた別の女性オーナーは、1棟目の負債を抱えていて、2棟目の購入を検討するも、銀行から融資を受けられなかったとか。そんなとき、シノケンに相談をして融資問題をクリアできたと話します。

「個人ではなく、金融機関からの評価が高い企業と一緒に相談したからこそ実現できたと思っています」

土地は経年劣化しないから資産になり得る

 マンション投資やアパート経営などの不動産投資のポイントは、どこに「重点」を置くかです。建物などの普通の資産は、経年劣化で資産価値が失われていくデメリットがあります。しかし、一方で減価償却による経費計上ができる仕組みになっており、そこがメリットともいえます。これと比べて土地不動産は経年劣化がありません。減価償却はできません。でも、資産価値があがるにつれて含み資産が増えます。これが土地不動産の強みともいえます。

 土地を持ち、含み資産を期待しながら、建物では土地効率の高い立体的な利用をするアパートを用いるといった手法こそが理想的なアパート経営といえます。

超低金利時代はいつまで続くかわからない

 現在の低金利で長期にお金を借りられる機会は、ひょっとするともう今後はないかもしれません。いつかお金が貯まってからアパート経営をしようなどと思っていたら、永久にアパート経営はできないのです。銀行からお金を借りて、まず建てる。最初の一歩は多くの人が反対するかもしれませんし、ご自身もなかなか購入に踏み切れず悩むことがあるかもしれません。しかし、冒頭の話に戻りますが「持っている人はますます持つようになり、持てない人はいつまでも持てない」ということになるのです。

 やるからには成功をしたいのは誰もが思うことです。アパート経営をする上でのポイントの一つは、先ほどのオーナーの話にもありましたが人が集まるところはどこかということを見極めることです。需要のあるところに供給する。ビジネスをしていれば、あたりまえのことです。これをアパート経営にも当てはめれば、新たな可能性が見えてくるでしょう。

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最終更新日:2017.12.26

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